前回は建築物環境衛生管理技術者の試験対策にお薦めの参考書を紹介しました。今回は国家試験に合格するために欠かすことのできないお薦め問題集を紹介します。
過去の問題を繰り返し勉強することが重要 建築物環境衛生管理技術者の国家試験は「少し難しい」といっても、最終的に合格できる実力をつけていくには、問題集を繰り返し勉強していくことが一番の方法です。
毎年新しい問題も出題されますが「過去に出された類似問題も多いため」問題集で過去に出題された問題を勉強することは重要です。
過去に出題された問題を10年分ぐらいを「じっくり勉強して覚えていけば」必ず合格できる試験のように思います。
参考書は最初に「ビル管理とはどのようなものか」基礎をつけるために一通り勉強して、その後は問題集中心の勉強でよいと思います。
参考書は「一通り読み終えたら」問題集を勉強するときに「その解説だけでは足りない」と思うところや「自分で実力不足と思う分野を詳しく読む」というような補助的に使うものにして良いと思います。
あとは、問題集をメインに繰り返し勉強することが重要です。
膨大な量の問題の勉強が必要 この国家試験は1回の試験で180問出題されます。問題集としては「過去6年分の実際に出題された問題」が収録されているものや「10年分収録されているもの」があります。
10年分であれば、1800問の問題が収録されていることになります。これらを1回一通り勉強するだけで非常に時間がかかります。試験時間が6時間あるわけですから、毎年出題された180問を全て解くだけでもかなりの時間がかかります。
これらを何度も繰り返し勉強して覚えていかなければならないので「大変であり、難しい試験」となるわけです。それでも「やはり繰り返し何度も問題集を勉強して」覚えていくのが合格への最短コースとなります。
建築物環境衛生管理技術者の試験は、どちらかというと言葉を覚えたり、数字を覚えたりする問題が多いので、1問を解くのに時間は掛からない問題が多くなっています。
しかし確実に覚えていく必要があります。最終的には、問題集の解答を見ないで、全て正解を選べるようになるぐらい繰り返し勉強すれば、合格できる可能性はかなり高くなる試験です。
合格を目指すためにお薦めの問題集 お薦めの問題集は、以下の通りです。書籍の通信販売の紹介をします。
下記のバナーからリンク先で全ての書籍を通信販売で購入できます。 2冊の問題集を併用すると効果的 問題集の編集方式には、毎年出題された問題がそのまま、出題された順番で収録されているものと、内容を分野別分けて収録されているものがあります。この2種類の問題集を有効に使い分けて勉強を進めていくことがお勧めです。
その有効的な利用方法は、一番最初に受験を目指して勉強を始めるときに、お勧めなのは分野別に収録された問題集です。ここで紹介するのは、
オーム社の「全7科目365分類 ビル管理技術者試験問題集」です。
または「自分の弱い部分が分かっていて」その弱点克服のために「その分野だけ集中して勉強する時には」このタイプの問題集が便利です。
そして「もう何度か試験を受けたことがある」とか「試験に向けて最終的に追い込みにかかっている」ときに「模擬試験的に利用することにお勧め」なのが、同じ
オーム社の「ビル管理試験完全解答」です。
これらをあわせて使用することが、合格に向けて効果を発揮する使い方です。理由は各書籍のところで説明します。
最初に勉強し始める時のお薦め問題集 今までの建築物環境衛生管理者の問題集は、年度ごとに出題された問題が、そのままの順番で掲載されているものが主流になっていました。しかし、オーム社から各科目ごとに、そしてテーマの分野ごとに分けられて編集されている問題集が発売になりました。
そういった意味では、初めて勉強を進めて行く上で「非常に使いやすい問題集ではないか」と思います。参考書やテキストは、科目ごと、そしてテーマ別に分類されて、勉強していくような編集になっています。
それゆえ参考書やテキストと一緒に勉強していく問題集としては、非常に使いやすい問題集のように思います。そして問題数も10年分収録されていますので豊富です。
そして解説も多すぎず、少なすぎずでコンパクトにまとまっているので、そういう意味でもお薦めできる問題集です。
オーム社の「全7科目365分類 ビル管理技術者試験問題集」 最初に参考書と一緒に勉強する時に使う問題集としては、これがお勧めです。受験者からの評判も大変良い問題集です。最初に勉強し始めるときには、必需品と言われるような問題集です。
2018年3月に最新のものが発売になりました。新しいものを使用して勉強することをお勧めします。
最終段階に模擬試験としてお勧めの問題集 全て一通り勉強をしてしまって、模擬試験のような形で使用する問題集としては、以下のような年度ごとに出題された問題が、そのままの順番で掲載されているような問題集が良いのではないかと思います。
このような問題集を使用することによって、その時点での自分の実力が、どれぐらいなのかを判断できると思います。日本教育訓練センターの問題集は、実際に出題された過去6年分の問題が収録されています。
1問、1問の解説が詳しく書いてありますので、その点はお勧めです。また、受験者からの評価も非常に高い書籍です。しかし個人的には、勉強する問題の数としては「6年分では少ない」ように感じます。
確実に合格できるようにするには、もう少し問題数を多く勉強した方が良いと思います。それゆえオーム社の問題集と併用すると非常に効果的に勉強できると思います。
日本教育訓練センターの「ビル管理士試験模範解答集」 こちらは、2019年版です。(今現在購入できる)
2020年1月11日に2020年版の最新のものが発売になります。(今現在は購入の予約ができます。)
こちらは2020年版の最新のものです。2020年1月11日に2020年版の最新のものが発売になります。今現在は、下記のバナーから購入の予約ができます。
過去8年分の問題が収録されている問題集 オーム社の「ビル管理試験完全解答」には、過去8年分の問題が収録されていますので、勉強する問題数としては十分です。しかし、解説があまり詳しくなかったり、場合によっては、無いものもあります。
それゆえ、その点は少し使い難くなっています。しかし、この試験は言葉を覚えたり、数字を覚えたりする問題が多いので、解説が無くても良い問題もあります。
この問題集は、一通り勉強してしまった後に勉強するものとしてはお勧めです。既に何度か国家試験を受けているような方には良いと思います。
最終段階は分野別でない方がお勧め 最初に紹介したオーム社の全7科目254分類 ビル管理技術者試験問題集は、テーマごとの編集になっていますので、ある一時期は勉強を進めていく上で、同じテーマだけ集中して勉強することになります。
一度そのテーマを勉強し終えると、再び繰り返しの勉強で戻ってくるまでは、そのテーマのところは勉強しないことになります。それゆえ同じテーマに戻ってくる頃には「その分野をすっかり忘れてしまう」ということが起こりがちになってしまいます。
こうならないためには、下記に紹介するような出題された問題が、年度ごとに、そのままの状態で編集されている問題集を使って勉強することがお勧めです。
年度ごとに出題された問題は、各テーマごとに少しずつ出題されますので、1回の試験問題で全てのテーマを勉強できることになります。
それゆえ毎年実際に出題された問題を、そのまま繰り返し勉強することで、1回の試験の180問の中で全てのテーマを勉強できることになります。一度全て勉強した方には、この問題集がお勧めです。
オーム社の「ビル管理試験完全解答」 合格への一番の近道は、数多くの問題を繰り返し勉強するということになります。8年分の問題が収録されているこの問題集はその点でお薦めです。
2019年の最新版が発売になりましたので、新しいものを使用して勉強することをお勧めします。

建築物環境衛生管理技術者に合格するために通信教育の講座を紹介した記事へのリンクです。
http://kamau1997.seesaa.net/article/431259840.html 建築物環境衛生管理技術者をパソコンやモバイル端末で勉強できるソフトを紹介している記事へのリンクです。
過去8年分の問題が収録されていますので、問題集でなく、こちらを利用するのもお薦めです。 http://kamau1997.seesaa.net/article/rakurakubirukansoft.html 関連記事のリンクを貼っておきます。
建築物環境衛生管理技術者関係
http://kamau1997.seesaa.net/article/374273488.html http://kamau1997.seesaa.net/category/20849944-1.html ビル管理関係
http://kamau1997.seesaa.net/article/372346464.html
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