電気通信主任技術者を目指している方は、工事担任者や無線従事者資格の資格を持っている場合がほとんどと思います。それゆえ電気通信システムの科目は「免除で受験できることの方が多いのではないか」と思います。しかし、この科目が免除にならない方のために参考書や問題集を紹介します。
試験のレベルを確認して受験を考えよう
電気通信主任技術者の資格取得を目指す場合に「注意して欲しいこと」として、自分が「電気、電子、通信」といった分野について「どれぐらいの知識を持っているか?」改めて確認をして欲しいと思います。
この資格の試験レベルは、大学の工学部卒ぐらいの技術的知識が必要になります。それゆえ参考書や問題集などを購入しても「これぐらいの知識があることを前提に説明されることが多い」ので「このレベルに達していない」と思う方は工事担任者からの受験をお勧めします。
工事担任者を取得して少し「電気、電子、通信」といった分野の知識を付けてからの受験が良いと思います。
この科目は工事担任者からの免除がお勧め
電気通信主任技術者の電気通信システムという科目は、工事担任者の1種や2種、総合種を持っていると免除になります。また試験のレベルを考えると工事担任者を受験して「ある程度基礎知識をつけてから挑戦する方が良い」と思います。
それゆえ電気通信システムという科目は、免除になる場合が多く、受験する方は「あまり多くないのではないか」と思います。そして自分が、専門学校、高専、そして大学の工学部を卒業していて「ある程度の知識を持っている」と感じる方は「電気通信主任技術者からの受験でも良い」と思います。
その場合は、資格からの科目免除の制度を利用することができませんので、全ての科目を受験しなければなりません。それゆえ電気通信システムの科目も受験する必要がありますので、今回の記事ではその対策のための書籍を紹介します。
一部の大学や専門学校、高専などで認定校に指定されている学校を卒業している場合は、学歴から電気通信システムの科目が免除になる場合があります。
このような学校を卒業している方は、自分が卒業している学校が「科目免除を利用できるかどうか?」母校に問い合わせてみるとよいでしょう。
電気、電子、通信の基礎科目
電気通信システムの科目は、このような名称になっていますが、工事担任者で言えば「基礎にあたる科目」ですし、無線技術士であれば「無線工学の基礎」にあたる科目です。いわゆる電気工学や電子工学、電気通信工学の基礎に関する部分の試験です。
それゆえ、ある程度電気や電子、電気通信といった分野の知識がある方は、参考書は必要ないかもしれません。問題集としては、2018年4月にオーム社から「これなら受かる」シリーズの電気通信システム個別の問題集が発売になりました。
それゆえ、これをじっくり勉強すれば「この科目は合格できるのではないか」と思います。しかし基礎的なことからじくり勉強したい方には、日本理工出版会の電気通信システムの参考書を購入して勉強してすることをお勧めします。
問題集は、オーム社の個別の問題集「これなら受かる」シリーズの他に日本理工出版会の電気通信システムと法規、伝送交換設備と設備管理、線路設備と設備管理の科目の全ての問題が収録されている問題集があります。
法規や設備管理の科目も含めて1冊の問題集で勉強したい方にはこちらがお薦めです。3冊の問題集を買うことを考えると、これ1冊を購入した方がお買い得です。解説も詳しいので良いと思います。
下記のバナーからリンク先で購入できます。
電気通信システムのお薦め参考書
この書籍は日本理工出版会の電気通信主任技術者受験用の電気通信システムの参考書です。
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電気通信システムのお薦め問題集
この書籍は電気通信主任技術者受験のためのオーム社の「これなら受かる」シリーズで電気通信システムの問題集です。電気通信システムを勉強する書籍としては、この問題集が一番お薦めです。
2018年4月に最新版が発売になりました。新しいものを利用して勉強することをお勧めします。
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電気通信主任技術者試験 これなら受かる 電気通信システム 改訂2版 新品価格 |

この書籍は、電気通信主任技術者試験の科目の中で、電気通信システム、法規、伝送交換設備と設備管理、線路設備と設備管理、これら全ての科目が1冊に収録された日本理工出版会の問題集です。
2019年5月に最新版が発売になりました。新しいものを使用して勉強することをお勧めします。
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19~20年版 電気通信主任技術者試験全問題解答集1共通編: 伝送交換主任技術者・線路主任技術者 新品価格 |

次回は、電気通信主任技術者の全科目免除について書きたいと思います。記事のリンクを貼っておきます。
http://kamau1997.seesaa.net/article/380557001.html
関連記事のリンクを貼っておきます。
電気通信主任技術者
http://kamau1997.seesaa.net/category/21285700-1.html
工事担任者
http://kamau1997.seesaa.net/category/20945646-1.html
無線技術士
http://kamau1997.seesaa.net/category/21013711-1.html
無線通信士
http://kamau1997.seesaa.net/category/21829040-1.h

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人気ブログランキングより訪問させて頂きました。
何やら難しいお話でしたが、資格を取りたい方を
応援していらっしゃるんですね。
技術や経験をアピールすれば、有効活用できますよね。
私も応援させて頂きます。
クリック完了です。
コメントありがとうございます。そして応援のクリックありがとうございます。
しょうこさんのブログにも訪問して、応援しようと思いましたが、名前の部分をクリックしても移動することができませんでした。
URLの記入を間違っていないでしょうか? お手数ですが、もう一度 しょうこさん のブログのURLを記入していただけないでしょうか?
是非訪問して、応援したいと思います。
そして、この記事の電気通信主任技術者は、大学の工学部卒程度の技術系の知識が必要な資格ですので、少し難しい資格です。
それでも基礎から学んでいけば、合格できると思いますので、受験を目指している方にとっては、頑張って欲しいです。
今後ともよろしくお願いします。
一つの難関な電験の試験ですね。
これこそ、自分に合った教材を見つけて欲しいですね。
僕は拒否反応起こしてしまう参考書多かった記憶があります!
うちの父も定年退社してからマンション管理の仕事をしています。
とはいえ私も内容はよく分からないのですが、
もし旦那がリストラなどに合ってしまってもこういった情報をおしえていただけることはとてもありがたいですね!
情報を知っているか知らないかで路頭に迷うこともありませんし、生きがいにもつながりますね。
とても親切な情報をたくさん、ありがとうございます!
応援完了です♪
コメントありがとうございます。今回この記事で紹介しているのは、電気通信主任技術者といって、電話、携帯電話、インターネッというような電気通信に関係する技術者の資格です。2種類あって伝送交換主任技術者と線路主任技術者があります。
電験は、電気主任技術者といって、ビルなどの受電設備や電気設備を維持管理するための資格です。このサイトの別記事でも紹介しています。
電験も難しい資格ですが、電気通信主任技術者も結構難しい資格です。でも私も取得するのには電験の方が時間がかかりました。
コメントありがとうございます。
このサイトでは、紹介していませんがマンション管理士も難しい資格ですね。このサイトでは、通称でビル管理士と呼ばれている資格も紹介しています。
定年退職後やある程度の年齢になってからのリストラなどで仕事を探すのには、マンション管理士やビル管理の仕事などは、お勧めかもしれません。
今後ともよろしくお願いします。
いつもいつもご苦労様です。難しい資格もしっかりと解説してくれてますね。
今日も応援していきますね。
ランキングから来ました。
電気通信関係は、一度資格を取っておくと
高給が期待できそうですね。
電気関係は門外漢ですが、
1つでも自分の得意分野や、関心の高い
分野をターゲットに、試験を受けて
おくとよいことが分かりました。
ありがとうございます。
応援させていただきます。
発行する出版社によって若干違うので、手に取って中身を見て選ぶのも良さそうですよね。
タイトルで惹かれたけど、解説の書き方とかが何か違う…って思った経験があるので、この資格のものに関してもそうなのかなぁと思いました。
出版社によって、解説の仕方とか理解のしやすさが違ったりするので、中身を見てから選ぶのも大切ですよね。
タイトルに惹かれて中身見たら、何か合わないかも…って思って経験があるので、そう思ってしまいました。
電気通信システムの科目は「基礎にあたる科目」なんですね。
電気通信主任技術者、工事担任者の1種か2種を持っていると免除になるんですね。
これを単独で受験するのは少ないのかなと思いました。
上位試験の勉強を推奨されることが多いので。
でも、免除にならない場合はひつようなんですね。