2018年08月28日

電気通信主任技術者について







 今回からは電気通信主任技術者について書きたいと思います。





 電気通信主任技術者とはどのような資格か?
 電気通信主任技術者は、独自で通信を伝送するための「線路設備や伝送交換設備を所有している」電気通信事業者が、その設備を維持していくための工事や運用を監督するための資格です。種類は、以下の2つがあります。


 伝送交換主任技術者
 線路主任技術者


 実際に「どのような会社で必要になるか」というと、NTTやau、ソフトバンクのような通信会社です、それ以外にも、インターネットプロバイダーのような「独自の伝送線路を持たない」通信事業を提供する会社で、伝送交換の設備がある会社では必要な資格です。

 最初は電気通信主任技術者の中で受験者が多い「伝送交換主任技術者」から書きたいと思います。このような「伝送交換設備を持つ」会社の事業所では、事業所ごとに工事、維持、運用の監督を行うために伝送交換主任技術者の資格を持った者の中から「主任技術者」を選任する必要があります。

 しかし資格の需要を考えると、中高年での就職は「なかなか難しい」と思います。それゆえ最初は、ボイラー技士や電気工事士、電気主任技術者のような「ビル管理関連資格」から取得した方が「需要も多いので有利」といえます。



インターネット.jpg




 試験のレベルと科目免除について
 電気通信主任技術者の学科試験のレベルは、第一級陸上無線技術士と同等ぐらいと言えます。それゆえ「大学の工学部を卒業した」ぐらいの「技術知識が必要」ということになります。そして伝送交換主任技術者と1陸技は、お互いに科目免除の関係があります。

 第一級陸上無線技術士を持っていると伝送交換主任技術者の「電気通信システム」と「専門的能力」の2科目を免除で受験できます。それゆえ、設備管理と法規2科目に合格するだけで取得できます。

 また伝送交換主技者を持っていると1陸技の「無線工学の基礎」と「無線工学A」を免除で受験できます。それゆえ、無線工学Bと法規の2科目に合格するだけで取得できます。

 それから伝送交換主技者を持っていると工事担任者の「基礎」と「法規」2科目が免除になりますので、どの工事担任者を受験する場合でも「技術」1科目を受験するだけで取得できます。

 また工事担任者の1種、2種を持っていると伝送交換主技者の「電気通信システム」の免除を受けられますので、3科目の受験で取得できます。





 技術知識が少ない方は工事担任者からの受験がお勧め
 電気通通信主任技術者は、学科試験のレベルが1陸技と同等のため大学の工学部ぐらいの専門知識が必要です。それゆえ、これぐらいの専門知識が無い場合は、参考書や問題集を購入して勉強を始めても「なかなか理解できません」。

 このような方は、最初は工事担任者から受験することをお勧めします。できれば、DD1種とAI1種どちらも取得するか、または総合種を取得してからの受験をお勧めします。

 工事担任者の資格を取得しておくことが、伝送交換主任技術者の「専門的能力」を勉強する時に「基礎的な知識」として役に立ってくると思います。



電話.jpg




 専門的能力は5つの分野から1つを選択
 伝送交換主任技術者を受験するときに今まで紹介してきた資格と「決定的」に違う特殊なところがあります。それは「専門的能力」の科目を受験する時に「専門分野を1つ決めて受ける」ということです。

 専門的分野には、伝送、無線、交換、データ通信、通信電力の5つあります。これらの中から1つを選んで「専門的能力の科目」として受験することになります。

 どれを選んで合格しても伝送交換主任技術者の資格として同じものになります。資格者証に「何を選んだか」を明記されることはありません。それゆえ「どれを選ぶか?」ということも「重要なポイント」と言えます。

 工事担任者から受けた人は、伝送か交換、データ通信の中から得意分野を選ぶのが「一般的になる」と思います。第一級陸上無線技術士を持っていると、この専門的能力は「免除」ということになりますので受験する必要がありません。



 次回は電気通信主任技術者の受験の仕方を書きたいと思います。記事のリンクを貼っておきます。
 http://kamau1997.seesaa.net/article/379953902.html



 関連記事のリンクを貼っておきます。

 工事担任者関連記事リンク
 http://kamau1997.seesaa.net/category/20945646-1.html


 1陸技関連記事リンク
 http://kamau1997.seesaa.net/category/21013711-1.html












資格・スキルアップ ブログランキングへ

にほんブログ村 資格ブログ 資格試験勉強法へ
にほんブログ村

ブログランキングならblogram

ブログ王ランキングに参加中!

posted by KAMAU at 05:00| Comment(5) | 電気通信主任技術者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
こうやっていろんな資格を見てみると、本当にピンからキリまでありますね。
僕も工業高校の電気科出身なのですが、今思うと資格に拘束された職種とも言えるのですね(笑)
Posted by マレク at 2016年09月27日 14:23
マレクさん、こんにちは! コメントありがとうございます。

現役の工業高校の生徒には、資格取得目指して頑張って欲しいと思います。自分の学科に関係する資格を取得すれば自信にも繋がりますし、もっと学校の勉強にも興味が湧いてくるのではないかと思います。
Posted by KAMAU at 2016年09月28日 03:57
KAMAUさん、おはようございます。
電気通信主任技術者も難関ですね。
試験料もバカにならないですよね。
応援していきます。
Posted by トシカズ at 2016年10月01日 09:41
トシカズさん、こんにちは! コメントありがとうございます。

電気通信主任技術者はあまり受験者の多い資格ではないと思います。しかしながら結構難しい試験なので技術力をアピールするにはいい資格と思います。

第一級陸上無線技術士とお互いに科目免除の制度があるので、セットで取得する人が多いのではないかと思います。セットで持つことで、さらに技術力のアピールにはなるのではないかと思います。
Posted by KAMAU at 2016年10月02日 04:53
専門分野は選択ということですが、どの分野を選ぶかが重要になってきそうですね。
大学時代に一度学んでいる分野ならいいですが、一から学ぶような分野だと、選ぶのもためらってしまいそうですね。
Posted by yuko at 2018年09月03日 13:00
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: