2017年05月29日

第一級陸上無線技術士に合格するための勉強方法と対策そして参考書紹介







 第一級陸上無線技術士に合格するための勉強方法や対策、
そして使用する書籍等を紹介したいと思います。





 第一級陸上無線技術士の国家試験のレベルについて
 第一級陸上無線技術士は、結構難易度の高い試験です。できれば、この資格を受験する前に、他の電気、電子、通信等の技術系資格を取得して、ある程度の基礎知識を持った上で、受験することをお勧めします。例として、このサイトでも紹介してきた、工事担任者や特殊無線技士や無線通信士の資格です。

 1陸技は、「大学の工学部で学ぶぐらいの技術レベル」として出題されます。それゆえ工学部卒業程度の技術系知識が無い場合は、いきなりこの資格から受験しようとしても大変です。市販されている参考書を読んでもなかなか理解するのは難しいです。

 そのようなことから「大学の工学部卒程度の技術知識が無い」と思う方は、工事担任者の1種(DD1種、AI1種、総合種等)、航空通、四海通等を取得して、ある程度の知識をつけてからの挑戦がいいと思います。

 その点では、第3種電気主任技術者も難しい試験で、合格率は、1陸技よりも低くい資格です。しかし第3種電気主任技術者の出題される技術レベルは、「工業高校の電気科卒の人が勉強すれば理解できるぐらい」とされています。それゆえ1問、1問の問題の難しさは、1陸技の方が上です。

 第3種電気主任技術者の難しさは、出題範囲が広く、勉強しなければならない量が多いことにあります。1問、1問の問題が難しいのではありません。それゆえ勉強する上で、参考書を読んだり、問題集を勉強する時の理解のしやすさは、電験3種の方が理解しやすいです。

 1陸技は、「1問、1問の問題を理解することが難しい」ということも出てくると思います。このようなところが、出題される技術レベルが、大学の工学部のレベルということになります。

 1陸技の参考書や問題集を読んでみて、「内容があまり理解できない」ようであれば、工事担任者や特殊無線技士、航空通、四海通からの受験をお勧めします。



参考書.jpg




 試験日程と科目合格制度を考えて受験計画を立てよう!
 1陸技の試験は、4科目あります。そして1科目ずつでも、勉強しなければならない内容が多いので、時間がかかります。それゆえ、なかなか1度で4科目全部に合格するのは、難しい試験です。

 しかし科目合格の制度がありますので、計画的に受験していけば、「必ず合格までたどりつくことができる」と思います。試験日程が、2科目ずつ2日間に分かれますので、最初からこの日程通りの2科目ずつの試験に分けて受験してもいいと思います。

 1陸技は、受験地もそれほど多くないので、「他府県まで受験に行かなければならない」ということが出てきます。それゆえ「宿泊費が必要になったり、交通費がかかったり」ということがあります。

 そのような理由から、1度目の試験では、最初から2科目だけ受験して、「あとの2科目は棄権する」ということも選択肢の一つです。そこで受験計画としても、試験日程通りの科目にウエイトをおいて勉強することをお勧めします。

 一番怖いのは、全ての科目を、同じようにウエイトをおいて勉強して、全てが中途半端になり、全ての科目が不合格になることです。こうならないように、棄権する科目を決める勇気も必要かと思います。最初の受験では、「無線工学の基礎」と「法規」に重点をおいて勉強して、2科目の科目合格を狙います。

 そして次回の受験で、「無線工学A」と「無線工学B」の2科目の合格を狙うというような、計画でいくと良いと思います。無線工学Aの内容は、無線機器と無線設備管理、そして無線工学Bは、空中線と電波伝搬となっています。





 1回の試験で1科目ずつの科目合格でも完全合格できます
 1陸技ぐらいのレベルの試験になると、一度に2科目合格するのも難しくなってきます。書籍等を購入して、勉強する内容を確認して、大変と思ったならば、1度の試験で、「1科目の合格のみを狙う」というのも一つの方法です。

 1陸技の科目合格は、3年間有効ですし、年に2回試験が行われます。電気主任技術者は、年に1回の試験である上に、科目合格の有効期限も2年です。それゆえ「科目合格の有効期限が切れる」ことも多いのですが、無線技術士は、そのリスクが少ないように思います。

 電気主任技術者に比べれば、1陸技の方が、「科目合格の有効期間が切れる」可能性も低く、受験しやすくなっています。そのような理由から、半年間1科目に集中して勉強して、「1科目ずつ合格を狙っていく」という受験計画もあると思います。





 内容を理解するには大学の工学部レベルの知識が必要
 勉強の進め方としては、やはり理解できなくても、参考書を一通り勉強してから、問題集に入った方が良いと思います。参考書にも結構高度なことが書いてありますので、理解できなくても、数回読んだら先に進んでいって下さい。

 購入した参考書を読んでも、「あまりよく理解できない」ようであれば、やはり最初は、工事担任者や無線通信士等の資格を、先に取得することをお勧めします。参考書も「大学の工学部程度の技術知識がある」ことを前提に解説しています。

 それゆえ、この程度の技術知識が無い場合には、「理解するのは難しい」ことのように思います。多分、このレベルに達していない人は、市販されている、どの参考書や問題集を読んでも、理解するのは難しいと思います。



勉強3.jpg




 勉強の進め方について
 工事担任者や無線通信士の資格を持っていても、1陸技の参考書は「読んでも理解できない」ということはあるかもしれません。その場合は、とりあえず理解できなくても、「最後まで一通り読み進めてみる」ことをお勧めします。

 「最初から全てを理解しようと思わない」方がいいと思います。最初は「少しでも知識が付けばいい」ぐらいの気持ちで読み進めないと、挫折に繋がってしまうこともあるかもしれません。

 繰り返して勉強するうちに、理解できることは増えてきますので、最初から「全てを理解しよう」としなくていいと思います。そして一通り勉強し終わったら、「問題集に挑戦してみる」という方法が良いと思います。

 問題集も解説付きのものを紹介しますが、その解説だけでは、理解できないことも多いです。その時は、参考書のその部分に該当するところを、「じっくり読み返してみる」必要があります。そして数回問題集を勉強し終わったら、もう一度、参考書を読み返してみることをお勧めします。

 そうすると、最初に読んだ時よりも、「理解できることが増えている」と思います。1陸技の場合は、「過去に出題された問題だけを勉強して合格できるか?」というと、そうは言えないところがあります。それゆえ新問対策のためにも、参考書もじっくり勉強しておくことをお勧めします。

 最終的に問題を解く力をつけるためには、問題集の問題を数多く解いて、「応用力をつけていく」必要があります。問題集の問題を全て理解して、正解できるようになれば、合格できると思います。





 今回は、オーム社の参考書と東京電機大出版の問題集の通信販売を紹介します。下記のバナーからリンク先で、書籍を通信販売で購入できます。通常配送であれば送料は、無料です。





 オーム社の「やさしく学ぶシリーズ」の参考書


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 第一級陸上無線技術士のお薦め問題集
 




 東京電機大学出版局の問題集
 市販されている問題集の中では、下記に紹介する東京電機大学出版局のものが一番のお薦めです。問題の数も豊富ですし、解説も詳しいです。勉強し始めに使う問題集としては良いと思います。

 ただし、出版されたのが2009年2月と少し古くなっていて、最近の問題が入っていませんので、情報通信振興会かオーム社の問題集も合わせて勉強することをお勧めします。しかし情報通信振興会の問題集は、解説があまり詳しくありませんし、オーム社の問題集は、4年分の問題しか収録されていません。

 それゆえ、やはり勉強し始めに使用する問題集としては、こちらの東京電機大学出版局の方がいいと思います。情報通信振興会の問題集は、最終仕上げの段階で利用すると効果的です。


 この書籍は、東京電機大学出版局の第一級陸上無線技術士試験問題集です。

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 最新のオーム社の問題集


 オーム社から最新版の第一級陸上無線技術士の問題集が発売になりましたので紹介します。この問題集は、2017年3月に最新版が出版されていますので、新しいものを使用して勉強することをお勧めします。最新の問題を勉強する上では、この問題集は解説も詳しいので良い書籍と思います。

 ただし、4年分の問題しか収録されていませんので、この問題集の問題だけを勉強して試験に挑戦するには、こなす問題の量が少なすぎるような気がします。それゆえ東京電機大学出版局の問題集か情報通信振興会の問題集と合わせて勉強することをお勧めします。


 この書籍は、オーム社の「第一級陸上無線技術士 過去問解答・解説集」です。2017年3月に最新版が出版されていますので、新しいものを使用して勉強することをお勧めします。

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 情報通信振興会の問題集


 この書籍は、情報通信振興会の第一級陸上無線技術士の問題集です。2016年10月に最新版が発売になりましたので、新しいものを使用して勉強することをお薦めします。

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 そして第1級陸上無線技術士の参考書や問題集を読んでも、微分、積分といった高度な数学が理解できなくて困っている方のために工業数学の基礎の通信教育を紹介した記事を紹介します。リンクを貼り付けておきますので、是非そちらを参照してみてください。

 この通信教育の講座では、微分、積分、重積分や偏微分、微分方程式など高度な数学を学ぶことができます。このような工業数学を学べる通信教育は、多分あまりくないと思いますので、お勧めかと思います。

 http://kamau1997.seesaa.net/article/431456162.html





 次回は東京電機大出版の参考書を紹介します。記事のリンクを貼っておきます。
 http://kamau1997.seesaa.net/article/379366412.html


 関連記事のリンクを貼っておきます。
 http://kamau1997.seesaa.net/category/21013711-1.html
 http://kamau1997.seesaa.net/category/21829040-1.html
 http://kamau1997.seesaa.net/category/21829037-1.html
 http://kamau1997.seesaa.net/category/20945646-1.html

















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posted by KAMAU at 16:09| Comment(4) | 無線技術士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
オーム社のテキストはカラーベージやイラストが多くて、結構わかりやすい参考書が多かったような気がします。
各社、テキストには特徴ありますよね。
Posted by マレク at 2016年09月14日 12:41
こんにちは。
私は2陸保持者ですが、この記事を見て1陸に挑戦してみたくなりなした。
2陸受験からかれこれ30年以上たっていますので、
こういったテキストがあると心強いですね。
Posted by QooAIBO at 2016年09月14日 16:26
マレクさん、こんにちは! コメントありがとうございます。

別記事では、東京電機大学出版局や情報通信振興会の参考書も紹介しています。
Posted by KAMAU at 2016年09月15日 04:34
QooAIBOさん、はじめまして! コメントありがとうございます。

2陸技を持っているのですね! 30年以上前というと第2級無線技術士という名称の頃でしょうかね?

試験も記述式の時代だったのではないかと思います。無線工学の基礎という科目も予備試験となっていて予備試験に合格しないと本試験を受けられない時代だったのではないかと思います。

私は、22〜23年前ぐらいに1陸技を取得しましたが、この頃も試験は、まだ記述式の時代でした。予備試験もあった時代でした。大学の工学部を卒業していると予備試験は免除で受験できることも多かったのですが、私は予備試験から受験して合格しました。

今では1陸技も2陸技も試験はマークシート方式に変わってしまいました。合格率そのものは記述式の頃よりも高くなっているような気がしますが、それはそれで記述式とは違った大変さがあるようです。

是非1陸技も受験してみてください。よろしくお願いします。
Posted by KAMAU at 2016年09月15日 04:46
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