2017年04月30日

第一級海上特殊無線技士英会話試験の対策について







 第1級海上特殊無線技士の英会話の国家試験対策について書きたいと思います。特殊無線技士という資格の中では、この試験があるのは1海特だけです。1級という名称の付いた資格ですが、この英会話を除けば試験はあまり難しいものではありません。





 英会話はどれぐらいのレベルの試験か?
 それでは、この英会話の試験が「どれぐらいのレベルなのか?」ということになるかと思います。英検やTOEIC、TOFEL等の英語資格を受験したことがある人にとっては、それほど難しい試験ではないと思います。英語の試験ということから考えると難しいレベルの試験ではありません。

 しかし無線の資格を受験する人は、どちらかというと技術系の人が多いと思いますので、英会話を苦手とする人が多いのではないかと思います。英語と聞いただけで身構えてしまう場合もあるような気がします。

 場合によっては、「私は、英語が苦手だから英語の試験がある資格は受験しない」と受ける前から受けず嫌いのようになっている人もいるのではないかと思います。私自身もかつてはそうでした。

 1海特の英会話の試験は、対策をすれば英語が苦手な人でも合格できるぐらいのレベルです。逆に言えば、この試験に合格しても「英会話ができる」というレベルのものではありません。それゆえ英語が苦手な人にも、どんどんチャレンジして欲しいと思います。

 この資格を取得したことがきっかけとなり、英語の勉強が苦でなくなるかもしれません。そうすれば、今度は「本格的な英語の資格を取得していく」ということにも繋がっていくかもしれません。



勉強3.jpg




 1海特の英会話試験はどのように行われるのか?
 この第1級海上特殊無線技士の英会話の試験は、会話というよりはヒヤリングに近いものです。実際に試験官と英語で会話したりすることはありません。試験の方法としては、英語で質問の文章が流されて、それに対する回答を4つの選択肢の中から選ぶというものです。

 それも3回繰り返して読み上げられます。最初の2回は比較的ゆっくりで、最後の1回は普通の会話の速さの速いスピードで読まれます。回答には、選択肢があるわけですから、質問される前から、ある程度「どのようなことが質問されるか?」予想することも可能かと思います。





 質問内容は日常会話ではなく、船舶航行の専門的なこと
 また会話と言っても日常的な会話ではなく、実際に船の乗組員になった状況のような質問がされます。船舶航行する上で、必要な状況や情報をやり取りするような質問になっています。

 それゆえ船舶航行の専門用語のようなことも出題されます。それゆえ専門用語をある程度覚える必要があります。この点は、英検資格等を持っている方でも注意が必要です。





 合格するためにどのような対策をすればよいのか?
 「試験に合格する」ということだけを考えた対策の方法としては、養成課程講習会に使用される標準教科書とCDが市販されていますので、これらを利用するといいと思います。1海特の場合は、船舶無線通信の専門的な知識が必要なので、教科書を使ってその用語を覚える必要があります。

 教科書には、実際に船舶航行する上で、必要になってくるような通信の例が書いてあります。特に注意したいのが When、Where、What のような 5W1H のような文章です。勉強方法としては、このような疑問詞で質問されている文章を教科書から抜き出して、それに対する回答例を書いて覚えていくことです。

 「疑問詞で何を質問されたか?」は、必ず聞き取れるようにしたいところです。多少極端な話をすると、この疑問詞の部分を聞き取ることができれば、仮にあとは聞き取れなくても、選択肢を選ぶ予想はできてしまいます。

 特に教科書の中にある References の参考文例にある部分は、重要なので必ず覚えたいところです。ここにある疑問文とその回答は、必須と思って良いです。それ以外の教科書全般でも、5W1H の疑問文とその応答になっている部分は、重要なので覚える必要があります。



参考書2.jpg




 日常会話ではないので、この専門的なやり取りのパターンを覚えればOK
 1海特の英会話の試験は、このように船舶航行に関するものしか出題されません。日常会話のように「何を話しかけられるかわからない?」というようなことはありません。ある程度この教科書に載っている船舶航行に必要なパターンを覚えてしまえば対策できてしまいます。



 下記に第1級海上特殊無線技士の養成過程講習会で使用される英語の教科書を紹介します。下記のバナーからリンク先で、通信販売で購入できます。


 この書籍は、第1級海上特殊無線技士の養成過程講習会で使用されている英語の教科書です。参考書にするには最適です。

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 ヒアリングの試験なので英語の聴き取りに慣れる必要があります
 英会話の試験なので、教科書だけの勉強ではヒアリングに不安を感じると思います。そこで市販されている、教科書の通信例が収録されているCDを使って、勉強することをお勧めします。やはり耳を慣らしておく必要はあります。

 聞き慣れていないと、知っている単語でも聞き取れないことがあると思います。以下に養成過程講習会の教科書に掲載されている海上での通信例を収録しているCDの通信販売を紹介します。下記のバナーからリンク先で購入できます。



 この商品は、上記の養成過程講習会の教科書に掲載されている海上での通信例を収録しているCDです。船舶航行の専門用語もあり、聞き慣れない単語もありますので、このCDを聞くことによって耳を慣らしておくことをお勧めします。

 2017年3月に最新版が発売になりました。新しいものを使用して練習することをお勧めします。

CD>第一級海上特殊無線技士英語CD 無線従事者養成課程用標準教科書準拠 (<CD>)

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 もっとヒアリング力を上げたい方にお薦めの教材
 もっとヒアリングの力をあげたい場合には、以下に紹介する Native English(ネイティブイングリッシュ)のような教材を使用して勉強することもお薦めです。

 この教材は「1日6分聞くだけで英語が話せる」ということを前面に出しています。「そんなわけないでしょ?」と思いがちですが、「継続は力なり」です。毎日6分聞いていれば、ヒアリング能力が上がってくることは間違いありません。

 ここで注意したいのは、1日のうちで聞くのは長い時間でなくてもいいので「必ず毎日聞く」ということです。1日休んだだけで、聞き取る能力は少し落ちてきます。それゆえ「必ず毎日聞く」ということが重要です。

 「何かしながら聞き流しでいい」というようなことも聞きますが、私個人的には、「何を言っているのかわからなくてもいい」ので、「何を話しているか」できるだけ聞き取る努力はした方がいいと思います。これを続けることによって、聞き取れる内容は少しずつ増えてくると思います。

 この教材を利用するのであれば、「必ず毎日6分」を続けてみてください。下記のバナーからリンク先で Native English(ネイティブイングリッシュ)に申し込むことができます。









 無線従事者試験の場合は、このように英語でも受けてみれば、それほど難関な試験ではありません。是非受験して合格を目指して欲しいと思います。第1級海上特殊無線技士の英会話に合格できれば、上級の海上無線通信士や航空無線通信士に合格することも、夢ではなくなってくると思います。








 第1級海上特殊無線技士の免許証を紹介します。個人情報の部分はモザイクになっていますが御了承下さい。裏面に英語表記がある点が他の特殊無線技士の免許証とは異なっています。

1海特表.jpg

1海特裏.jpg






 第一級海上特殊無線技士の英会話の試験対策には英語のヒアリング能力を上げることも効果があります。ヒアリングの能力をアップするためにお薦めな英語教材の Native English(ネイティブイングリッシュ)を紹介している記事がありますのでリンク先を紹介します。
 http://kamau1997.seesaa.net/article/401459307.html



 次回は第四級海上無線通信士について書きたいと思います。記事のリンクを貼っておきます。
 http://kamau1997.seesaa.net/article/377594654.html


 関連記事のリンクを貼っておきます。
 http://kamau1997.seesaa.net/article/376487795.html
 http://kamau1997.seesaa.net/category/21829037-1.html















 

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posted by KAMAU at 23:46| Comment(5) | 特殊無線技士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
KAMAUさん、こんにちは。いつもありがとうございます。
無線にも海上でするものがあるのは知らなかったです。
英語も必要のある資格は初めて聞きました。
英語が苦手な人でもテキストがあるとしっかり勉強することができますね。
応援して帰ります。
Posted by ryouji at 2016年07月29日 08:25
ryouji さん、こんにちは! コメントありがとうございます。

海上特殊無線技士は、漁師さんが乗る船などに取り付けられている無線設備を使用するときに必要になる資格です。これにはレーダーなども含まれますから船舶が安全に航行するためには必要不可欠な資格ということになります。

漁師さんが乗る船には必ず無線設備が付いていますので、これらを使用するためには、無線の免許が必要になります。この資格が海上特殊無線技士ということになります。

しかし漁師さんは、無線が仕事ではありませんし、必ずしも電気、電子、無線という分野に詳しい人ばかりではありません。それゆえ海上無線通信士のような無線の上位資格では、少しレベルが高くて簡単には免許が取得できないということもあり、操作範囲に制限を付けて試験を簡単にして免許を取りやすくしたのが特殊無線技士です。

漁師さんが船に乗るには必ず必要になる資格ですので、ある程度勉強すれば誰でも取得できるレベルの資格です。また国家試験でなく、講習会でも免許の取得が可能です。

船舶が海上で遭難した場合には、近くを航行する船舶や海上保安庁などに救助を求める必要もありますので、重要な資格です。

漁業でも近海でなく遠洋漁業のように公海にまで出る船舶は、外国籍の船舶にも救助を求めたりする可能性もあるわけですから上位資格になると英語も必要となるわけです。
Posted by KAMAU at 2016年07月30日 03:42
これは海上だけではなく、陸上でも言えることです。無線が仕事でない人でも無線設備を使用しなければならないことが出てきますが、このときに操作に制限を付けて試験を簡単にして免許を取得しやすくしたのが特殊無線技士です。
Posted by KAMAU at 2016年07月30日 03:48
こんにちは。
確かに航空機の無線などは英語が必須のスキルですもんね。
僕は英語苦手でパイロットなんか絶対できないなと思っていた時期がありました。
しかし、これからは英語のスキルって資格だけじゃなく一般常識として必要な時代でしょうね!
Posted by アレク at 2016年07月31日 09:20
アレクさん、こんにちは! コメントありがとうございます。

航空特殊無線技士には、英語の試験はありませんので、パイロットでもセスナ機のような自家用機やヘリコプターは、英語のスキルはあまり必要ありません。

旅客機のような飛行機のパイロットには、航空無線通信士の資格が必要になりますので、英語のスキルが必要になります。

一般常識としての英語も考え方によると思います。でも英語に不自由しなくなれば世界は広がりますよね。一般的な英語のスキルを身につけたい方は、ただ漠然と勉強するのも大変なので、英検や TOEFL 、TOEIC のような試験を受けて、スコアを伸ばすことを目標に勉強すれば実力はよりいっそう身に付いてくような気はします。
Posted by KAMAU at 2016年08月01日 04:17
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