2017年04月29日

第1級海上特殊無線技士の取得について







 第1級海上特殊無線技士の取得について書きたいと思います。この資格も基本的には、2海特と同様に船舶局の無線設備の一部と、レーダー等を扱うことができる資格です。一部海岸局の設備も取り扱うことができます。





 GMDSSに基づく国際VHFが使用できる1海特
 2海特にはできないことで、1海特に許可されているのは、GMDSSに関係する国際VHF等のデジタル選択呼出装置を扱うことができることです。

 GMDSSとは、人工衛星などを利用して、遭難時に安定した通信を確保するために、国際法規に準じた無線通信のためのシステムのことです。このGMDSSのシステムを利用するための無線設備を、1海特の資格で、一部使用できるようになります。

 しかし第1級海上特殊無線技士の資格では、国際航海のための通信は行うことができません。国際通信を行うための無線設備は、一部使用できるようになりますが、国際通信そのものを行うことはできません。1海特の資格では、原則国内通信しか行うことができません。

 1海特の国家試験の受験申請方法等は、他の特殊無線技士と同じですので、関連記事のリンクを貼っておきます。そちらを参照して下さい。

 http://kamau1997.seesaa.net/article/376679064.html



漁船3.jpg




 第1級海上特殊無線技士の試験科目と対策について

 試験科目は、以下の通りです。

 無線工学
 法規
 英会話
 電気通信術

 無線工学と法規に関しては、2海特とほとんど変わりありませんし、電気通信術も航空特の試験と同じです。しかし、新しく英会話という試験があります。この試験があるのは、特殊無線技士の中では、1海特のみです。

 ある意味で英検やTOEFL、TOEICのような英語の試験を受けたことが無い人にとっては、一番対策のし難い試験かもしれません。試験対策などは、少し長くなりますので、次回の記事で書きたいと思います。

 無線工学と法規は、2海特とレベルもほぼ変わりません。出題される問題も既出問題がほとんどですので、対策も2海特と同じで構いません。問題集をじっくり勉強すれば十分合格できます。無線工学と法規は、合格基準も2海特と同じです。

 1海特と2海特のレベルの違いは何かというと、それは英会話の試験があるか無いかの違いといって差し支えありません。この英会話の試験もそれほど難しい試験ではないのですが、普段英語に慣れていない場合には、少し抵抗があるのではなかと思います。

 電気通信術も航空特を受けていれば、ほとんど問題なく対応できると思います。電気通信術の試験の方法は、関連記事に書いてありますのでリンクを貼っておきます。

 http://kamau1997.seesaa.net/article/377258453.html





 養成過程講習会でも取得可能
 第1級海上特殊無線技士も、養成過程講習会を受講して修了すれば、国家試験を受けなくても免許証の交付が受けられます。受講の制限も無く、誰でも受けることができます。しかし一般公募の講習会は、東京だけでしか行われていません。

 講習期間も1週間になりますので、宿泊が必要になれば費用もかかります。また受講料も78,000円以上と高額となりますので、国家試験で取得することをお勧めします。養成過程講習会の日程は、日本無線協会のホームページに書いてありますのでリンクを紹介します。

 http://www.nichimu.or.jp/yousei/pdf/honbu/yousei_honbu29-koka.pdf





 参考書や問題集は英語以外は2海特と共用
 それでは、第1級海上特殊無線技士に合格するための対策用書籍を紹介します。英語の教科書以外は、全て第2級海上特殊無線技士と共用の教科書や問題集です。それゆえ、2海特を受けたことがある方は、新しく購入する必要はありません。

 2海特を既に持っている方でも、試験そのものは免除になりませんので、全ての科目を受ける必要があります。しかし教科書や問題集で新たに必要になるものは、英会話対策のものだけとなります。





 下記のバナーからリンク先で、全ての書籍を通信販売で購入することができます。送料は必要なものもありますのでリンク先で確認してください。



 1海特も無線工学と法規は、過去に出題されたものと同じ問題が出題されますので、以下の問題集を覚えていけば合格基準点を取ることができます。

 しかし、この問題集は解説があまり詳しくなく、ポイントのみが書いてあります。それゆえ詳しい解説が欲しいとか、将来的に上級の無線通信士を目指す方は、下記に紹介する教科書も購入して、基礎からじっくり勉強することをお勧めします。





 特殊無線技士のお薦め問題集


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 第1級海上特殊無線技士のお薦め参考書
 第1級海上特殊無線技士も、養成過程講習会で使用する教科書が市販されています。講習会を受講しなくても、誰でも購入できますので参考書にするには最適です。


 この書籍は、第1級海上特殊無線技士の養成課程講習会で使用している無線工学の教科書です。参考書にするには、最適です。(この教科書は、2海特と共用になっていますので、2海特で購入した場合は、購入の必要はありません)最新版が2016年3月に発売になりましたので、新しいものを使用して勉強することをお勧めします。

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 この書籍は、第1級海上特殊無線技士の養成課程講習会で使用している法規の教科書です。参考書にするには、最適です。(この教科書は、2海特、レーダー海特と共用になっていますので、これらの資格を受験する時に購入した場合は、再度購入する必要はありません) 

第一級海上特殊無線技士、第二級海上特殊無線技士、レーダー級海上特殊無線技士 法規 (無線従事者養成課程用標準教科書)

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 この書籍は、第1級海上特殊無線技士の養成課程講習会で使用している英語の教科書です。参考書にするには、最適です。

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 次回は1海特の英会話の対策について書きたいと思います。記事のリンクを貼っておきます。
 http://kamau1997.seesaa.net/article/377501864.html


 関連記事のリンクを貼っておきます。
 http://kamau1997.seesaa.net/article/376487795.html
 http://kamau1997.seesaa.net/category/21829037-1.html

















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posted by KAMAU at 01:01| Comment(1) | 特殊無線技士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
KAMAUさん、こんにちは。
第1級海上特殊無線技士の取得で英会話があるのですね。
ある意味これが1番、受ける人にネックになるかもしれませんね。
応援していきますね。
Posted by トシカズ at 2017年04月29日 10:02
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