2017年04月27日

航空特殊無線技士の取得について







 航空特殊無線技士の取得について書きたいと思います。この資格はセスナ機やヘリコプター等の無線設備やレーダーを取り扱うためのものです。通信は国内に限ります。





 航空特殊無線技士とはどのような資格か?
 飛行機を操縦するためには、レーダーも含めて無線設備を必ず操作する必要があります。そして、それらの無線設備は、無資格で操作できるものではありません。それゆえ飛行機を操縦する免許以外にも、無線の免許を必ず取得する必要があります。

 航空運送事業に関係しない国内通信だけを行う場合は、この資格を取得することになります。小型のセスナ機やヘリコプターを操縦する時に必要な資格です。旅客機のパイロットや航空管制官は、これより上位の航空無線通信士の資格を取る必要があります。

 航空特殊無線技士も、取得しても就職に有利になる資格とは言えないところがあります。しかし航空という名称が入っていますので、ライセンスマニアは、欲しい資格の一つではないでしょうか。難易度も高くありませんので、比較的簡単に取得することができます。



小型飛行機1.jpg




 航空無線通信士を受験する前に準備での受験にお勧め
 将来的に航空無線通信士等の上級資格を取得するためのステップ段階として受験するには最適です。航空機の特殊な無線設備についても出題されますので、基礎から学ぶには、この資格から受験しても良いと思います。

 上位資格の航空無線通信士を取得すれば、無線設備の検査を行う登録検査等事業者制度の点検員になることができますので、就職にも有利になる可能性がある資格です。

 国家試験の受験方法等は、他の特殊無線技士と同じですので、関連記事のリンクを貼っておきます。
 http://kamau1997.seesaa.net/article/376679064.html




 無線電話の電気通信術の試験とは?
 航空特殊無線技士の国家試験には、他の特殊無線技士と同じく無線工学と法規の試験がありますが、それ以外に今まで紹介してきた試験には無い電気通信術という試験があります。どのような試験かというと、欧文通話表に基づいて送話と受話の実技試験になります。

 大変な試験のようにも感じますが、欧文通話表をしっかり覚えていれば、それほど大変な試験ではありません。具体的に言うと「A」をアルファー、「B」をブラボーのように発音します。

 なぜ、このようなことが必要かといいますと、無線通信は交信を行う時に自分と相手を呼出符号(コールサイン)で呼び合います。この時に「I」と「Y」のような文字は、単にアルファベットを読む発音だけでは、「どちらか判断が難しい」というようなことが起こります。

 この時に「I」ならインディア、「Y」ならヤンキーという感じで発音すると聞き間違えることがありません。そこで、このような試験が行われます。



 無線電話の電気通信術の試験はどのように行われるか?
 試験は、1分間に50文字の速度で2分間行われます。受話の試験の時には、アルファーと言われたら、試験用紙にAと書き、ブラボーといわれたらBという感じに書いていきます。これは、欧文通話表を覚えていれば、それほど難しいことではありません。

 送話の試験では「始めます。本文」と言った後にABCと書いてあったら順番にアルファー、ブラボー、チャーリーという感じに発音していきます。これを試験用紙に書いてある全ての文字を2分以内に行います。そして最後に「終わり」と言って終了します。

 もちろん試験では、書いてある文字はアルファベット順ではありません。これも通話表を覚えていれば難しくありません。度忘れのように出てこない文字があったら飛ばして下さい。

 この理由としては、間違ったことを言うよりも、未送信の方が減点が低いからです。しかし送話できない文字が多いと不合格になってしまいます。





 無線電話の電気通信術の合格基準について
 採点方法は減点方式で、100点満点から減点していきます。合格基準は送話、受話共に80点以上です。どちらか片方基準に達していないと片方が満点でも不合格です。

 減点方法は誤字が3点というように決まっていますが、詳しくは、日本無線協会のホームページに書いてありますのでリンクを貼っておきます。

 http://www.nichimu.or.jp/denpa/files/h04.pdf





 電気通信術の練習用のCDがありますので紹介します。下記のバナーからリンク先で、商品を通信販売で購入することができます。

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 学科試験の科目と合格基準について
 無線工学と法規の合格基準は、以下の通りです。

 無線工学  12問中  8問以上の正解
 法規    12問中  8問以上の正解

 今までに紹介してきた特殊無線技士と同様に過去に出題されたことがある同じ問題が出題されますので、合格だけを目標にするのであれば、問題集を1冊勉強すれば十分合格できます。しかし、将来的に上級の無線通信士を目指すのであれば、教科書も購入して基礎から勉強することをお勧めします。





 養成過程講習会で取得することも可能
 航空特殊無線技士も養成過程講習会を受講して修了すれば、国家試験を受けなくても免許証の交付を受けることができます。受講するのにも特に制限はありませんので、誰でも受講できます。講習会そのものもそれほど難しいものではありません。

 しかし、基本的に、この資格は飛行機やヘリコプターの免許を取らなければ、必要になる資格ではありません。飛行機やヘリコプターの免許を取るための学校では、この講習会のカリキュラムが入っていると思います。

 一般公募の講習会は関東と近畿のみの開催のようです。また受講の費用は4万円以上になりますので、国家試験で取得することをお勧めします。養成過程講習会の日程は、日本無線協会のホームページに書いてありますのでリンク先でご確認ください。

 http://www.nichimu.or.jp/yousei/index.html





 それでは書籍の紹介をします。下記のバナーからリンク先で、全ての書籍を通信販売で購入することができます。送料は必要になるところもありますので、リンク先で確認をお願いします。




 航空特殊無線技士のお薦め問題集
 航空特も過去に出題された問題と同じ問題が出題されますので、以下の問題集を覚えていけば、必ず合格できます。しかし解説があまり詳しくなく、ポイントしか書いてありません。

 それゆえ詳しい解説が欲しい方や、将来的に上級の無線通信士を目指す方は、下記に紹介する養成課程講習会用の教科書も購入して、基礎からじっくり勉強することをお勧めします。


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 航空特殊無線技士のお薦め参考書
 航空特殊無線技士の養成過程講習会の教科書も市販されていて、講習会を受けなくても誰でも購入することができます。それゆえ参考書にするには、最適でお薦めです。


 この書籍は、航空特殊無線技士の養成課程講習会で使用する無線工学の教科書です。参考書にするには、最適です。最新版が2016年4月に発売になりましたので、新しいものを使用して勉強することをお勧めします。

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 航空特殊無線技士の免許証を紹介します。個人情報の部分は、モザイクにしていますが御了承下さい。
航空特.jpg






 次回は第1級海上特殊無線技士について書きたいと思います。記事のリンクを貼っておきます。
 http://kamau1997.seesaa.net/article/377342057.html


 関連記事のリンクを貼っておきます。
 http://kamau1997.seesaa.net/article/376487795.html
 http://kamau1997.seesaa.net/category/21829037-1.html

















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posted by KAMAU at 17:03| Comment(4) | 特殊無線技士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
はじめて訪問します「くりちょこ」と申します。

ぼくは副業としてブログ・メルマガを活用した
アフィリエイトをしています。

人気ブログランキングに参加中で、
こちらのブログを見つけました。


航空特殊無線技士の資格については
まったくの無知だったので

とても勉強になる記事を書いてくださり
ありがとうございます。

これからも頑張ってくださいね。

応援ぽちっ!
Posted by くりちょこ at 2016年07月25日 22:48
くりちょこさん、はじめまして! コメントありがとうございます。

航空特殊無線技士の場合、飛行機かヘリコプターの免許を持っていなければ、取得してもあまり生かす機会はないのですが、航空という名称の免許証をもらうことができるので、マニア的には取得すると面白い資格かと思います。

試験もあまり難しくなく比較的簡単に取得できますので、趣味として取得する資格にはお薦めです。

よろしくお願いします。
Posted by KAMAU at 2016年07月26日 03:58
おはようございます。
一つの資格では賄えないことって結構ありますね。
ボイラー技士なんかも危険物とセットで持つ必要があったりと、いろんな条件がありますよね!
Posted by マレク at 2016年07月26日 08:54
マレクさん、こんにちは! コメントありがとうございます。

一つの資格では賄えないというか、あわせて持っているとより有利になるという感じかと思います。

ボイラー技士でも危険物でも、それだけ持っていても結構有利になる資格です。普通の場合は、片方しか持っていない場合の方が多いのではないでしょうか?

危険物でもそれだけでもガソリンスタンドなどからの需要は多いです。ボイラー技士もそれだけの単独の求人も多いですからね?

セットで持っているとより有利になるという感じかと思います。
Posted by KAMAU at 2016年07月27日 04:04
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