2020年04月17日

無線で就職を考えた時にお勧めの第1級陸上特殊無線技士







 無線関係で仕事をする時に最低限持っていなければならない資格が「第1級陸上特殊無線技士」かと思います。どのような資格であるかについて書きたいと思います。





 無線の仕事で最低限必要になる資格
 無線関係で技術的な仕事をするには、無線従事者資格が必要になります。無資格では仕事ができる範囲が、かなり制限されてしまいます。逆にいうならば、資格が必要な仕事であるため資格を取得することで「この分野での就職には有利になる」ということにつながります。

 無線関係で「就職したい」と考えた時に「一番需要があって」有利になる資格は無線技術士です。しかし、この資格は、そう簡単には取得できません。それで最初に取得をお勧めしたいのが第1級陸上特殊無線技士です。

 理由としては、ある程度取得しやすい資格ですし、これをもっていれば陸上にあるほとんどの無線設備で「点検や調整、メンテナンス」という技術操作ができるようになります。

 単に点検や調整のようなメンテナンスを行うだけであれば、上位資格の無線技術士の資格も必要ないほどです。そのほとんどのことが1陸特でできてしまいます。



アンテナ1.jpg




 携帯電話基地局の保守操作には必要十分な資格
 現在の陸上の無線設備で一番需要が多いのが、携帯電話の基地局のような設備の操作や点検、メンテナンスのような仕事です。この仕事に就職するには、この第1級陸上特殊無線技士を持っていれば十分な場合がほとんどです。

 空中線電力も500Wまで操作できますので、かなりの大電力まで扱うことができる資格です。ある程度の大きさの無線設備は、定期検査を受ける必要があります。

 これは携帯基地局も例外ではありません。そして、この定期検査を受けるための点検には「登録検査等事業者制度」というものがあります。





 登録検査等事業者制度の点検員になれる
 登録検査等事業者制度の点検員の仕事をするには、無線従事者の資格を持っているか、無線通信に関係する教育を受けている必要があります。第1級陸上特殊無線技士の資格を持っていれば、この携帯電話基地局のような設備の点検員になることができます。



携帯アンテナ.jpg




 判定員や証明員にもなれる資格
 また電波法の改正により、登録検査等事業者が無線設備等の検査を行い「その結果が法令に違反していない」という証明書を提出すれば、定期検査を省略することができるようになりました。

 それゆえ、この登録検査等事業者の検査の結果が「法令に違反していない」かを判定する判定員や、証明書を発行するための証明を行う証明員も必要になってきます。

 この登録検査等事業者制度の判定員や証明員は、以前は第1級陸上特殊無線技士の資格ではなることができませんでした。しかし電波法の改正で、無線設備の試験や調整、保守の経験を積むことにより、第1級陸上特殊無線技士の資格で、判定員や証明員になることもできるようになりました。

 第1級陸上特殊無線技士の資格以外でも1陸技、2陸技、1総通、2総通、1海通、2海通等の資格で判定員や証明員になることができます。しかし1陸特以外は、ある程度難関資格であるため、そう簡単には取得することができません。

 判定員や証明員になるために「一番取得しやすい」のが「第1級陸上特殊無線技士」ということになります。そういう意味では、この資格を持っていると就職には有利です。

 それゆえ「就職を考えると」この資格からの取得をお勧めします。ただし、第1級陸上特殊無線技士で判定員や証明員になるためには、かなりの年数の経験が必要です。

 それゆえ最終的に判定員や証明員を目指すのであれば、第1級陸上無線技術士を目指すことをお勧めします。






 第2級陸上特殊無線技士は無線以外がメインの仕事で無線機も使用する人が必要な資格
 第1級陸上特殊無線技士の下位資格に第2級や3級の陸上特殊無線技士があります。これらの資格は、警察官や消防官等の無線以外がメインの仕事の人が、無線設備を使用する場合に必要になる資格です。

 それゆえ、特殊無線技士は資格の数は多いのですが「就職」ということから考えると「第1級陸上特殊無線技士以外の資格は」あまり有利になりません。そこで最初に取得をお勧めするのがこの資格です。

 第1級陸上特殊無線技士は「点検をするための資格」というわけではありませんので、実際に電波を出すための無線設備の取り扱いを行うこともできます。



 次回は第1級陸上特殊無線技士の取得方法などを書きたいと思います。記事のリンクを貼っておきます。
 http://kamau1997.seesaa.net/article/376679064.html


 関連記事のリンクを貼っておきます。
 http://kamau1997.seesaa.net/article/376487795.html



 無線従事者資格関連カテゴリーの記事のリンクを貼っておきます。

 無線技術士関係カテゴリー
 http://kamau1997.seesaa.net/category/21013711-1.html


 無線通信士関係カテゴリー
 http://kamau1997.seesaa.net/category/21829040-1.html


 特殊無線技士関係カテゴリー
 http://kamau1997.seesaa.net/category/21829037-1.html


 アマチュア無線技士関係カテゴリー
 http://kamau1997.seesaa.net/category/21829043-1.html



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posted by KAMAU at 06:52| Comment(5) | 特殊無線技士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは
資格もいろいろあるんですね〜
勉強になります。
ありがとうございました。
Posted by ニッパー at 2017年04月19日 09:30
ニッパーさん、コメントありがとうございます。
Posted by KAMAU at 2017年04月19日 12:31
kamauさん、こんばんは!
無線関係での就職を考えた時、有利になるのが「第1級陸上特殊無線技士」なんですね。
保守点検だけでなく、無線設備の取り扱いもできるんですね。
資格がないと無線も限られたことしかできないんですね。
勉強になります。
いつも素敵な情報ありがとうございます。
Posted by ごんたママ at 2018年05月29日 19:43
無線関係の資格は全然知らなかったので、今回の記事を読んでいてとても勉強になりました!携帯電話の普及が進んだことによって、こういった資格の需要も増えてるんですかね!
Posted by yuko at 2018年06月02日 00:28
こんにちは。

無線関係の仕事には第1級陸上特殊無線技士は欠かせない資格で、これがあれば有利である事が理解できます。
無線機を使う仕事って、警察、自衛隊、会場のイベント要員?(これはトランシーバですかね)も無線を使うなら最低でも下位の資格は要るようですね。
それなら第1級陸上特殊無線技士が良い。納得です。
ありがとうございます。
Posted by haruto at 2020年04月22日 12:05
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プロフィール
名前:KAMAU
一言: 中学2年の時に電話級アマチュア無線の免許を取って以来色々な資格取得を目指してきました。

 でも、単なるマニアにならないように得意分野を決めて電子・通信系とビル管理関連資格が主になっています。

 そんなわけで所有資格一覧です。

 電子・通信系

 ・第1級陸上無線技術士
 ・電気通信主任技術者(伝送交換)
 ・工事担任者 AI・DD総合種
 ・第1級海上無線通信士 
 ・航空無線通信士 
 ・第1級アマチュア無線技士
 ・職業訓練指導員(電子科)
 ・家電製品総合エンジニア

 ビル管理関係資格

 ・建築物環境衛生管理技術者
 ・第3種電気主任技術者
 ・一級ボイラー技士
 ・第2種冷凍機械高圧ガス製造保安責任者
 ・危険物取扱者乙種全部

 これに普通の車の免許です。

 最終学歴 日本大学 生産工学部 電気工学科卒
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