2020年02月15日

ビル管理会社の就職に有利な第3種電気主任技術者







 今回からは、ビル管理関係資格の中でも最難関とも言われる第3種電気主任技術者について書きたいと思います。この資格は、通称で電験3種というようにも表現されますので、このブログでもどちらの表現も使用します。





 合格率10%以下という難関資格
 これまでにビル管理関係資格の中で、建築物環境衛生管理技術者も「難しい資格」として紹介しました。しかし、第3種電気主任技術者の難しさは、その何倍もあります。

 一朝一夕にはいきませんし、普通に考えれば3年計画、場合によっては5年計画ぐらい必要になります。最難関と言っても電気主任技術者には、2種や1種もありますので、そちらの方がもっと難関であることは言うまでもありません。

 1種は「電気の司法試験」といわれるぐらいの難しい資格です。しかし「ビル管理」という視点から考えると、3種を持っていれば、ほとんどのビルに対応することができます。

 それゆえ取得の難しさなどから考えると3種を持っていれば十分と言えます。特別高圧で受電している2種や1種が必要なビルも一部ありますが、そのほとんどが3種で対応できる5万ボルト以下で受電しています。

 それゆえ「1種や2種でなければならない」という需要は、それほど多くありません。また3種を取得して実務経験を積んで行けば、国家試験を受けなくても2種、1種を「申請して取得する」という可能性も出てきますので、まずは3種を何とか取得したいところです。



電流計.jpg




 第3種電気主任技術者の仕事と需要
 なぜ「第3種電気主任技術者の資格が必要になるか」というと、ビルや工場では一般家庭と違い6600V等の高電圧の電気で受電しています。

 それゆえ保安の観点から資格を持っている者の中から電気主任技術者の選任するか、保安協会のような外部に保安管理を委託しなければなりません。

 ビル設備を管理する上では、この電気の受電設備の点検や維持管理も重要な仕事です。それゆえビル管理会社への就職を考えた場合に、第3種電気主任技術者を持っていると非常に有利になります。





 第3種電気主任技術者を取得するメリット
 この資格は、ボイラー技士や冷凍機械責任者に比べると難関資格であるため所有者も少なく、給料等の待遇もかなり良くなります。ここ最近も全体での合格率は10%以下のようなので「価値も非常に高くなってきている」ように思います。

 今まで紹介してきた資格を第3種電気主任技術者まで揃えてくると、ビル管理の仕事でも十分に高い給料を貰うことができるようになります。

 その上に電気工作物の点検等の実務経験が5年以上になると電気管理技術者となることができ、独自に多くのビルの保安管理や点検をすることができるようになります。

 こうなると独立開業してビル管理ではなく、電気設備の保守や点検だけの仕事で高い収入を得ることも夢ではなくなります。電気の安全を保つために非常に重要な資格と言えます。


 それでは、ハローワークのリンクを貼っておきますので、第3種電気主任技術者の資格で地元の求人を確認してみて下さい。


 ハローワーク
 https://www.hellowork.mhlw.go.jp/



 次回は第3種電気主任技術者の国家試験の内容と受験の仕方等について書きたいと思います。記事のリンクを貼っておきます。
 http://kamau1997.seesaa.net/article/374891182.html


 第3種電気主任技術者について書いた記事のカテゴリーへのリンクを紹介します。
 http://kamau1997.seesaa.net/category/20894760-1.html



 ビル管理の関連記事のリンクも貼っておきます。
 http://kamau1997.seesaa.net/article/372346464.html












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posted by KAMAU at 07:07| Comment(5) | 就職活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
ビルの管理者って誰でもなれるものだと思ってました。
よく、分譲マンションなどの窓口にいる管理人さんとかもそうなんでしょうか?
言われてみると、ビル管理者の方は中高年の方が多いですよね〜
明らかに定年後の方が管理されていることが多いので、もしかしたら中高年の方にはとても良い資格かもしれませんね。
Posted by sa-chi at 2017年03月18日 11:14
sa-chiさん、はじめまして! コメントありがとうございます。

マンションの方は、マンション管理士という別の資格があります。ただマンション管理士とビル管理技術者は少し違う資格です。

マンション管理士は、どちらかというと不動産資格のように思いますし、ビル管理技術者は、環境を維持するための技術資格のように思います。

マンションの窓口にいる管理人さんは、マンション管理士の資格を持っている可能性はありますが、日常的に管理する仕事そのものは、資格が無くても大丈夫と思います。

マンションの管理人の求人もよく見ますが、資格が必要とは書いていないことが多いです。また給料もそれほど高くないように思いますので、誰でもしていい仕事のように思います。

ビル管理の仕事は、中高年の方が多いと思います。ビル管理技術者とか電気主任技術者のような難関資格を持っていないと給料も安いので、子育て世代では生活していけないようにも思います。定年退職後の再就職には良いと思います。
Posted by KAMAU at 2017年03月18日 14:45
kamauさん、こんばんは!
ビルには6600Vの高電圧の電気が来ているんですね。
一般家庭とは違うので、きちんと資格が必要になってくるんですね。
しかし、第3種電気主任技術者の合格率10%以下なんですね。
かなりハードですね。
いつも素敵な情報ありがとうござます。
Posted by ごんたママ at 2018年02月26日 22:58
おはようございます。

中高年の就活には、第三種電気主任技術者・・・
難関ですね 10%以下とは。
希少価値は認めるものの・・・
やる前からへこみそうです(笑)

Posted by haruto at 2018年02月27日 09:51
こんにちは
ブログランキングからの訪問です。
このような資格があるんですね。
リタイアした後、このようなお仕事いいかも
しれませんね。
ありがとうございました。
Posted by さちりん at 2019年04月18日 18:29
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プロフィール
名前:KAMAU
一言: 中学2年の時に電話級アマチュア無線の免許を取って以来色々な資格取得を目指してきました。

 でも、単なるマニアにならないように得意分野を決めて電子・通信系とビル管理関連資格が主になっています。

 そんなわけで所有資格一覧です。

 電子・通信系

 ・第1級陸上無線技術士
 ・電気通信主任技術者(伝送交換)
 ・工事担任者 AI・DD総合種
 ・第1級海上無線通信士 
 ・航空無線通信士 
 ・第1級アマチュア無線技士
 ・職業訓練指導員(電子科)
 ・家電製品総合エンジニア

 ビル管理関係資格

 ・建築物環境衛生管理技術者
 ・第3種電気主任技術者
 ・一級ボイラー技士
 ・第2種冷凍機械高圧ガス製造保安責任者
 ・危険物取扱者乙種全部

 これに普通の車の免許です。

 最終学歴 日本大学 生産工学部 電気工学科卒
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