2019年09月17日

第一級陸上無線技術士を取得するメリット







 今回からは、第一級陸上無線技術士について書きたいと思います。省略して1陸技と表記されることがありますので、当サイトでもどちらの表記も使用したいと思います。





 第一級陸上無線技術士の需要について
 第一級陸上無線技術士は、無線従事者資格の技術系では最高峰です。放送局にも必ずこの資格を持っている人がいなければなりません。それゆえ就職を考えても「無線設備がある」あらゆる場所で必要な資格です。

 放送局だけでなく海岸局、空港、携帯基地局の調整や保守などにも必要です。そして無線設備の検査を行う登録検査等事業者制度の点検員になることができます。定期検査のための点検や検査をしている会社の就職にはかなり有利になります。



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 登録検査等事業者の判定員と証明員
 また電波法の改正により、登録検査等事業者が無線設備等の検査を行い、その結果が「法令に違反していない」という証明書を提出すれば、定期検査を省略することができるようになりました。

 それゆえ、この登録検査等事業者の検査の結果が「法令に違反していないか?」を判定する判定員や、証明書を発行するための証明を行う証明員も必要になってきました。

 判定員とは「登録検査等事業者が無線設備等の検査を行い、その結果が法令に適合するものであるかどうか」の判断をできる人です。

 また証明員とは、判定員が「法令に適合するもの」と判断したものを登録証明機関において、技術基準適合証明等のための審査をすることができる人です。

 航空通、四海通の資格でも点検員になることはできますが、この判定員や証明員になることはできません。(学校で無線に関する教育を受けている場合を除く)

 この判定員や証明員は、第一級陸上無線技術士でも「資格を持っているだけでは」なることはできません。無線設備等の試験や調整、保守の経験を一定期間積むことにより、判定員や証明員になることもできるようになります。

 第一級陸上無線技術士を持っていると「この無線設備等の試験や調整、保守の経験の年数が一番少なくて判定員や証明員になる」ことができます。判定員や証明員の需要は、増えてきていますので、このような意味も含めて就職にも有利になる資格であると言えます。

 しかし中高年の就職という面から考えると、無線の点検事業会社よりも「ビル管理会社からの求人が多い」と思いますので、ボイラー技士や電気主任技術者のような資格から取得した方が就職しやすいと思います。





 教員免許や職業訓練指導員免許の取得も
 また第一級陸上無線技術士は、高校の工業の教員免許が取得できる可能性が出てきたり「職業訓練指導員の電子科免許も取得しやすくなってくる」という良さがあります。1陸技で職業訓練指導員免許を取得する方法は、改めて別記事で書きたいと思います。

 また電気通信関係の伝送交換主任技術者を受験する時には、システムと専門の科目が免除になるというメリットもあります。



 それでは、1陸技の旧型の免許証を紹介します。個人情報の部分はモザイクになっていますが御了承下さい。


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 次回は1陸技の試験内容と国家試験の受け方について書きたいと思います。記事のリンクを貼っておきます。
 http://kamau1997.seesaa.net/article/379128057.html


 無線通信士、特殊無線技士関連記事へのリンクを紹介します。
 http://kamau1997.seesaa.net/category/21829040-1.html
 http://kamau1997.seesaa.net/category/21829037-1.html





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posted by KAMAU at 04:20| Comment(9) | 無線技術士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする