2017年03月18日

第3種電気主任技術者の試験内容と受験の仕方







 前回はビル管理会社に就職する場合に有利な資格として、第3種電気主任技術者を紹介しました。この資格を取得できれば、中高年であっても就職活動を進める上でかなり有利になってくると思います。




 第3種電気主任技術者は長期計画を立て試験に臨むことが必要
 この資格は難関資格であるため試験勉強に専念して合格を目指してもなかなか取得できないような資格です。勉強に専念して試験に臨んでもかなりの長期戦になる可能性が高くなります。それゆえ無職の状態で勉強だけに専念するという状況を続けていくのは難しいと思います。

 資格取得には、仕事をしながら3〜5年ぐらいの長期計画を立てて、合格を目指す必要があります。このようなことから、最初はボイラー技士等でビル管理会社に就職し、その後に給料を上げるなどのステップアップを目指して取得して欲しい資格です。

 合格までには、建築物環境衛生管理技術者以上に時間がかかる試験ですので、それなりの覚悟で挑戦する必要があります。



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 試験科目と合格基準について
 この第3種電気主任技術者という資格は、建築物環境衛生管理技術者とは違い受験するのに実務経験のようなものは必要ありません。特に受験資格のない誰でも受けることができる資格です。


 国家試験には、以下のような4科目があります。

 理論
 電力
 機械
 法規

 合格基準は、原則的に全ての科目で60点以上です。しかし、その年の平均点等が例年よりかなり低いというようなことがあれば、50点代に下がってくることもあります。

 配点が7点と8点となっていますので、ピッタリ50点ということではなく、あと1問正解で60点を超えるような時には、50点代でも合格になることがあります。

 この50点代の合格基準は、毎年科目ごとに変動しますので、あまり期待しない方がいいと思います。60点以上であれば必ず合格なので、これを目標に頑張ることになります。60点未満が合格基準になった場合は、何点を合格にしたかを、毎年の合格発表の後にホームページで科目ごとに掲載されます。





 完全合格を目指すために科目合格制度をうまく利用していく
 また電気主任技術者の試験には科目合格制度というものがあります。1科目ずつの合格が認められます。合格した科目は、翌年と翌々年は、その科目を免除で受験することができます。次回からは、科目合格していない科目に、全て合格すれば完全合格になります。

 ようするに3回受験する中で、4科目全て合格できれば完全合格になります。しかし、この試験は1年で1科目は合格できるのですが、1回に2科目合格までもって行くことは結構難しい試験です。3回受験する中で、必ず1回は、2科目合格できる年がないと完全合格にはなりません。

 特に機械は、1年間それだけ勉強していてもなかなか合格にもっていくことが難しい科目です。それゆえ1科目も合格できない年があったり、毎年1科目しか合格できない年が続くと、科目合格の期限が切れて何度も同じ科目を受け直さないといけないような状態に陥ってしまいます。

 私は、これを個人的に無限ループと呼んでいました。科目合格の堂々巡りみたいになってしまいます。しかし、1年で4科目全て合格にもっていくのはかなり難しいので、やはりこの科目合格の制度をうまく利用していかなければなりません。

 理想的なのは、最初の年は比較的点数の取りやすい理論と法規を合格して、残りの2年で電力と機械を1科目ずつ合格していくことです。言うのは簡単なのですが、電力や機械を1回で合格するのは、結構難しいとも思います。また、そう簡単に計画的に進まないのも、この試験かと思います。



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 第3種電気主任技術者って、どこがそんなに難しいのか?
 第3種電気主任技術者の何が難しいかというと、1問、1問の問題のレベルをみれば、それほど難問というような問題が出題されるわけではありません。

 しかし試験の範囲が非常に広いので、繰り返し勉強していても、一通り勉強して、また最初に戻ると、その分野をすっかり忘れてしまっているというような状態になってしまいます。そして、それを堂々巡りのように何度も繰り返してしまうようなことになってしまいます。

 機械科目は、電気主任技術者という試験の中でも、電気ではなく、力学的な要素もかなり出題されますので、勉強しなければならない範囲はかなり広いです。そして全ての科目において三角関数や複素数、ベクトルといった数学も出てきますので、数学もよく勉強する必要があります。

 このように一筋縄ではいかないのが、第3種電気主任技術者の試験です。合格率も10%以下ですので、難関資格ということになります。





 受験申請の方法と試験日、合格発表について
 試験申請の仕方についてですが、受験申請は毎年5月下旬から6月上旬ぐらいにかけて行います。試験は8月最後の日曜日か、9月最初の日曜日のことが多いです。合格発表は10月上旬に行われます。

 試験の申請方法は、電気技術者試験センターのホームページからインターネット申し込みを行うか、ゆうちょ銀行の払込取扱票によって行うかの2通りがあります。


 受験料は平成29年現在で以下の通りです。

 払込取扱票による申し込み 5200円
 インターネット申し込み  4850円


 ゆうちょ銀行の払込取扱票は、電気技術者試験センター本部事務局等から入手できます。リンク先を貼っておきますので確認お願いします。
 http://www.shiken.or.jp/examination/e-chief123guidance.html


 インターネット申し込みは、電気技術者試験センターのホームページから行うことができますのでリンクを貼っておきます。
 http://www.shiken.or.jp/index.html





 第3種電気主任技術者の免状を紹介します。個人情報の部分はモザイクになっていますがご了承下さい。

第3種電気主任技術者.jpg






 次回は第3種電気主任技術者の通信教育を紹介します。記事のリンクを貼っておきます。
 http://kamau1997.seesaa.net/article/374974921.html



 関連記事のリンクを紹介します。

 第3種電気主任技術者関係
 http://kamau1997.seesaa.net/article/374720276.html
 http://kamau1997.seesaa.net/category/20894760-1.html


 ビル管理関係
 http://kamau1997.seesaa.net/article/372346464.html

























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posted by KAMAU at 16:03| Comment(4) | 第3種電気主任技術者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする