「PR」工事担任者の資格の中でも需要が多いのは、インターネット回線等のデジタル伝送路設備に端末設備を接続する時に必要になるデジタル通信の資格です。今回はその中で最も取得しやすい第二級デジタル通信について書きたいと思います。
その前に中高年で失業したことにより就職活動をする上で、資格を持っていると比較的に採用の可能性が高くなる職種にビル設備管理があります。どのような資格を取得すればいいのかを調べている方は関連記事のリンクを貼っておきますので、そちらから読んでいただければと思います。
http://kamau1997.seesaa.net/article/372346464.html
第二級デジタル通信とはどのような資格?
工事担任者の試験制度は2021年5月の試験から変わっています。今までDD3種と言われていた資格が、第二級デジタル通信という名称に変わりました。試験科目や工事の範囲や監督の範囲には変更はありません。今までのDD3種の資格はそのまま有効で、今後は第二級デジタル通信を持っているものとみなされます。
試験科目には変更がありませんので試験の難易度も変わっていません。試験対策も今まで通りのDD3種と同じで構いません。工事担任者第二級デジタル通信は、光回線終端装置からルーター、スイッチングハブ、そして各パソコンや光電話、インターネットを利用する家電等にLANケーブルなどで接続する工事をする時に必要になる資格です。
大まかにとらえると第二級デジタル通信は、外の電柱や地下を通っている光ファイバー線路ではなく、一般家庭の屋内の通信のための配線をするときに必要になる資格です。
第一級デジタル通信や総合通信は、ビルの各階の部屋やマンションなどの各世帯に屋内のインターネット回線や光電話を接続する大きな工事に必要になると考えて良いと思います。
第二級デジタル通信で情報通信エンジニアも
このデジタル通信や総合通信の資格を取得することで情報通信エンジニアという資格も取得することができます。これは工事担任者の中でも最新の情報通信技術や知識を修得していることを証明するものです。このことが工事担任者が単に工事の資格ではないという所以です。
これを所有することで情報通信の技術について知識を有する者として証明できることになります。第二級デジタル通信を取得することで情報通信ホームエンジニア、第一級デジタル通信や総合通信を取得することで情報通信ビジネスエンジニアを申請することができます。アナログ通信の資格ではこれらを申請することはできません。
初年度は申請するだけで取得できる
第二級デジタル通信は工事担任者のデジタル系では最も取得しやすい資格です。しかし、これを取得することで初年度は申請するだけで情報通信ホームエンジニアを取得することができます。ただし、情報通信エンジニアは毎年1年ごとに更新する必要があります。
取得後2年目からは研修費を支払ってテキストを購入し、自分でテキストを読み、レポートを提出することで更新していく必要があります。更新を行わなければデジタル通信の資格を持っていても情報通信エンジニアの資格は失効してしまいます。
情報通信エンジニアの資格を維持していくには、毎年研修費を支払い、レポートを提出して更新しなければなりません。しかし工事担任者の資格そのものは有効期限のようなものはありませんから更新の必要はありません。
ようするに工事をしたり、工事の監督をする資格としては失効することはありません。情報通信エンジニアの毎年の更新をしないとエンジニアとして最新の知識を持っているという証明が無くなるということであって、工事担任者の資格を失効することではありません。
次回はDD3種の試験内容や受験の仕方などを書きたいと思います。記事のリンクを貼っておきます。
http://kamau1997.seesaa.net/article/375759968.html
関連記事のリンクを貼っておきます。
工事担任者関係
http://kamau1997.seesaa.net/article/375498247.html
http://kamau1997.seesaa.net/category/20945646-1.html

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